矯正治療は、乱れた歯並びや噛み合わせを改善する方法。見た目はもちろん、身体の入り口であるお口の機能面での改善を図ることで、全身の健康の改善が期待できます。
また、見た目がよくなることで、精神的なサポートとなりうることもあります。
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矯正治療は、乱れた歯並びや噛み合わせを改善する方法。見た目はもちろん、身体の入り口であるお口の機能面での改善を図ることで、全身の健康の改善が期待できます。
また、見た目がよくなることで、精神的なサポートとなりうることもあります。
九州大学歯学部卒業
東京医科歯科大学歯学部大学院咬合機能制御学分野博士課程終了
日本矯正歯科学会認定医
歯並びや噛み合わせの乱れのことを不正咬合といいます。
不正咬合の原因にはさまざまなことが考えられ、いくつかの要因が複合的に関係していることも考えられます。また、不正咬合が原因となって身体へ悪影響を与えてしまうことがあるため注意が必要です。
骨格などの体型と同様に、歯並びも遺伝することがあります。
よく噛む食事が顎の発達を促し、よい歯並びを作ります。
しかし、やわらかいものばかり食べ、しっかり噛む習慣がないと、顎が充分に発達せず歯が生えそろうスペースが確保できません。
また、指しゃぶりやほおづえなどが不正咬合の原因になることがあります。
虫歯や歯周病などのトラブルが原因で、乳歯から永久歯への生え替わりがスムーズに行われないことがあります。
先天的な歯の不足や過剰歯などが原因で、歯並びが乱れることがあります。
また、アレルギー性鼻炎などのために口呼吸をしていると下顎が下がり、不正咬合を招くことがあります。
出っ歯/上顎前突 | 受け口/下顎前突 |
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上の歯列全体、もしくは上顎が大きく前に突き出ている状態。いわゆる「出っ歯」。上顎の過成長、下顎の成長が不充分、生まれつき下顎が小さいことで起こる。 |
下の歯列全体、もしくは下顎が大きく前に突き出ている状態。いわゆる「受け口」。食べ物がうまく噛めず、発音にも影響が出る。 |
上下顎前突 | すきっ歯/空隙歯列/正中離開 |
上下の歯列がともに前に突き出ている状態。唇が閉じにくく、転倒したときなどに前歯が折れたり唇が傷ついたりしやすい。 |
歯と歯の間に隙間がある状態。顎に対して歯が小さい場合や、先天的・後天的も含めて歯の本数が足りない場合に起こりやすい。目立つだけでなく、食べ物が挟まりやすい。 |
叢生/乱ぐい歯/八重歯 | 過蓋咬合 |
歯がでこぼこにズレていたり、重なって生えていたりする状態。顎が小さく歯がきれいに並ぶスペースが足りない、顎に対して歯が大きすぎといった場合に起こりやすい。代表的なのが「八重歯」。 |
正面から下の歯が見えないくらいに上の歯列が下の歯列に深く被さっている状態。深く噛みこんだ歯が歯ぐきを傷つけやすいうえに、物を噛みづらい。場合によっては発音にも影響が出る。 |
交叉咬合 | 開 咬 |
左右いずれかの奥歯または前歯が横にズレている状態。前歯の中心がズレていることが多い。放っておくと噛む機能が低下し、顔が歪むおそれがある。 |
奥歯を噛み合わせたときに上下の歯に隙間ができる状態。前歯で物を噛み切ることができず、空気が漏れやすいため、発音に影響が出やすい。指しゃぶりが原因となることがある。 |
矯正治療は決して安い治療ではありません。そこまでして矯正する必要があるのかとお考えになる方もいらっしゃるでしょう。しかし、これまでご説明したように、身体の入り口であるお口、歯並びが全身に与える影響は小さいものではありません。ほんのちょっとの噛み合わせの改善によって、全身のバランスが整えられ、顎関節症の改善など身体のトラブルが解消できたという例も少なくありません。また、コンプレックスの解消によって、自分に自信が持てたという患者様の声もお聞きします。少しでも気になっているようでしたら、お気軽に当院へご相談ください。
もっとも一般的な矯正装置です。
歯の表面に金属のブラケットを装着し、ワイヤーを通して少しずつ力を加えることで歯を正しい位置へ移動させていきます。
あらゆる症例に対応できる方法です。
歯の色に近い白く半透明のブラケットで、目立ちません。
治療効果・治療期間はメタルブラケットとほとんど同じです。
もっとも一般的な矯正装置です。
歯の表面に金属のブラケットを装着し、ワイヤーを通して少しずつ力を加えることで歯を正しい位置へ移動させていきます。
あらゆる症例に対応できる方法です。
透明なマウスピース型の矯正装置です。
透明なので矯正していることにほとんど気づかれません。
取り外し可能なためお口のケアがしやすく、矯正治療中の虫歯・歯周病のリスクを抑えられます。